公認会計士・税理士 山田 希恵(やまだ きえ)
経歴平成12年 3月 横浜国立大学経営学部会計・情報学科卒業 |
生い立ち
1977年福井県鯖江市生まれ。実家は眼鏡卸業を営んでいたため、幼い頃から自営業が身近な存在でした。大学進学で上京して以来、東京暮らしが長かったのですが、結婚を機に広島を訪れることが増え、広島で開業することを決意しました。広島は中四国最大の経済都市でありながら、瀬戸内海の穏やかな風土をもっていて不思議な居心地の良さがあり、とても住みやすいです。
趣味
数年前、屋久島にトレッキングに行って以来登山にはまり、昨年は富士山に登りました。
登山も楽しいのですが、実は下山後の温泉&ビールが目当てです。
みんなでお酒を飲むことが大好きです。
仕事の隙を見ては好きなアーティストのライブやフェスに行っています。
職歴
大手監査法人にて約7年間、東証一部上場のサービス業、運送業をメインに、50社程度の監査を経験し、3年目からは監査チームの現場主任として現場のスタッフのマネジメント業務を担当しました。特に、内部統制監査の導入初年度に現場主査として複数の企業をサポートしていたため、現場については詳しい方だと思います。
その後は大手税理士法人にて、税務顧問・税金税効果計算のアウトソーシング・組織再編成税務コンサルティング・連結納税導入支援コンサルティングなど、中小企業から上場企業まで幅広い企業に対して様々なサポートを行ってきました。
公認会計士を志したきっかけ
小さい頃から自営業で家事と仕事をこなす母親をみてきたので、長く働くために手に職をつけたいと思っていました。高校である本を読んで公認会計士という職業を知り、”会計のスペシャリスト”であり、企業内部に深く入り込むことができる職業であること、経営に苦労する両親に対していずれは自分が役に立てるのではないかという思いから、大学進学とともにこちらを目指すことにしたのです。
前職ではどんな仕事をしていたか
監査法人時代は、メインの仕事が「監査」でした。業務の性質上、顧客とはいえ批判的に判断し指導をする立場なので「顧客の目線に立った仕事がしたい」という気持ちとのギャップが常にありました。
税理士法人では、税務顧問・アウトソーシング業務などを通じて、「会社が作成したものをチェックする側」から「自らが作成又はサポートする側」へと立場が変わりました。サポート先から期限ギリギリにヘルプ要請があり深夜まで対応、解決したときに「助けに来てくれてありがとう、本当に助かった」とお礼をいわれ、改めて、顧客満足を一番に考えた仕事をしたいと強く思いました。
なぜ、独立しようと思ったのか
「経営者は孤独だ」と経営者の方がよくおっしゃいます。経営者が経営上の悩みを相談したいときに、自分に何が出来るのか?と考えたときに、「自分で事業を経営したことのない人間がするアドバイスに説得力があるのか」という疑念が生じました。これは法人勤務時代に常に感じてきたギャップです。このギャップを解消するため、自らも経営者として同じ苦労をすることで、本当の意味で共感し、一緒に解決策を模索し、経営者を孤独にさせない仕事をしたいと考え、独立に至りました。
独立にあたって苦労したこと
2012年6月に広島に移住して以来、公私共にいろいろな方にお会いし、ご紹介頂いた他士業の方含めたくさんの方にお世話になって開業することができました。
どのような事務所にしていきたいか
経営者と一緒に悩んで一緒に成長・発展する、がモットーです。
セミナー・執筆実績
【セミナー】
・平成24年12月 三井不動産リアルティ中国株式会社主催スマートライフセミナーにて『中小企業でもできる~ 節税&事業承継のためのホールディングス化』
【執筆】
・大手税理士法人情報誌「情報センサー」
・「新会計基準導入による税務上の留意点 リース会計基準」執筆
・中央経済社 法人税の実務Q&Aシリーズ「親子関連会社」(共著)